みなさん、こんにちは。
私は令和5年の社労士試験に独学で合格したのですが、道のりはとても長く、社労士試験はメンタルが9割だと言っても過言ではないと体感しました。
受験生当時、モチベーションをどのように維持していたのかを記録しておきます。
勉強を習慣化する
結論をお伝えすると、モチベーションに頼らないことがポイントです。
…モチベーションの維持の仕方を話すと言ってるのに、何言うてんねん?
て感じですよね。わかります←
でも勉強を習慣化してしまえば、やる気に左右されずに済むので結果的に楽だったんです。やる気って、待っていても出ないので…。
この考え方は、「9フレーム」という書籍から学びました。
勉強を習慣化するには、行動とセットにするのが良いと思います。
たとえば、私は子どもが3歳手前になるまで自宅保育をしていましたが、子どものお昼寝タイム=勉強時間と決めていました。
寝かしつけの前には、今日やる問題集のページを開いて机にセットしておく。
寝かしつけを終えたらすぐ、迷わず取り掛かれるように工夫していました。
ちなみに寝かしつけの際は、片耳イヤホンで講義を聴きながら(寝落ち防止にもなりました◎)。
今思えば、子どものお昼寝中(いつ起きるかわからない)という、不確定すぎる時間だからこそ、「今しかない」と思って集中できていたのかもしれません。
自宅保育で24時間子どもと一緒だったので、勉強=子育て以外のこと、自分だけのために使える時間を持てることが嬉しかったような。自分のことだけに没頭できる、束の間の息抜きという感覚がありました(大袈裟かもしれませんが)。
加えて、早朝も勉強時間と決めました。
▼苦手だった早起きが習慣になるまでの話
自分の勉強法に自信を持つ
独学だったこともあり、私は自分が進んでいる方向が正しいのかどうか自信が持てずに迷いがちでした。自分の勉強方法が正しいのか迷った時は、すぐにシャロスタ(伴走型受験支援のオンラインサロン)に相談していました。
そもそも進んでいる道が間違っていないかを確認する。ズレていた場合は軌道修正する。
第三者からの意見をもらい、自分が進んでいる道を何度も俯瞰することで、自分の勉強法に自信が持て、やるべきことに集中することができました。
(余談:私はストレングスファインダーで「慎重さ」を1位に持っているのですが、それがよく表れているなと自分でも思うエピソードです。行動する前にはあれやこれや心配するのですが、自分が大丈夫だと思えたら、あとは突っ走っていける、という点が…。)
勉強中に工夫したこと
Studyplusで勉強時間を可視化
勉強時間にこだわらないようにしていたものの、勉強できた時間はStudyplusというアプリで記録していました。
毎日コツコツ記録することで、これまで積み上げた努力を可視化することができるので、ふとしたときに結果を見ては「頑張ってるなぁ」と自分を褒めていました(笑)
ちなみに私が記録していたのは総時間のみです。
ポモドーロテクニックで集中力維持
勉強する際にはポモドーロテクニックを活用していました。
ポモドーロテクニックとは、「25分間作業+5分間休憩=1サイクル」として、繰り返していく手法です。
重要なのは、25分が経過したら、どんなに問題の途中であっても手を止めて休憩に入ること。その「キリの悪さ」が、次の25分間が始まった時に、すぐ高い集中力を取り戻せるポイントとなります。
ちなみに私の推しは「集中アプリ」です。
デザインも機能もシンプルでいて、細かい仕掛けも抜かりなくて、センス抜群です。
模試のブースター効果
不合格だった年の勉強を振り返ると、いわゆる一回転目(全科目のインプット)を終えた時に、謎の達成感で一気にダレてしまったことがありました。
反省を踏まえて、翌年は一回転目を終えたらなるべく早く模試を受ける計画を立てました。
具体的には、開始時期が一番早かったためLECの模試を申込み。5月の末には1回目の模試を受験しました(自宅受験)。
結果、自分の立ち位置を客観的に把握することができ、弱点のあぶり出しにも繋がったので、早期に模試を受けたことはプラスでした。良くも悪くも模試の結果がブースターとなって、再度気合が入りました。
仲間の力を借りる
SNSで受験生仲間と繋がる
私はX(Twitter)を通じて、たくさんの社労士受験生と繋がることができました。
模試や直前講座の情報を教えていただいたり、わからない論点を質問し合ったり。現実世界では社労士受験生は周りに一人もいなかったので、本当に励まされました。
そして今でも繋がらせていただいており、素敵な出会いに感謝です。フォロワーのみなさま、いつもありがとうございます!
カウンセリングを受ける
いわゆる直前期、本試験への不安とプレッシャーに加え、当時3歳だった子どものイヤイヤ最盛期が重なり、私は相当に情緒不安定でした。
恥ずかしながらSNSにも心の声が漏れてしまっていた私を見かねて、社労士×キャリコンとして活躍されているえりさんが優しく声をかけてくださり、初めてカウンセリングを受けることに。
今までカウンセリングなんて受けたことはなく、何をどうすればいいのか正直わかっていなかったのですが、誰かにこの気持ちを吐き出したい!聞いてほしい!という一心でカウンセリングをお願いしました。
結果として、カウンセリングといっても、身構える必要は全くありませんでした。
えりさんとお話したのは、実はその時が初めてだったのですが、えりさんの気さくな雰囲気(オンラインなのに!)にすっかり安心して、初対面にもかかわらずプライベートな話もペラペラと喋っている自分に驚きました(笑)
案の定私の話はぐちゃぐちゃでしたが、ウンウンと真剣に聞いてくださり、たくさん笑わせてくださり、相当に勇気づけてもらいました。
カウンセリングは、むしろ困ったときのお守りのような存在で、誰かに相談できるというカードを持っておくことが、心の安定にもつながる気がします。
目標を明確にする
本来ならば、試験に合格した後の姿を想像しよう!的な話が、モチベーションアップには一番効果的なんだと思います。
でも私の場合は、まず「合格する」ことが目標になってしまっていて、その先のことは考えられなくなっていました…。
そんなときに救われたのが、資格の大原の金沢先生のお言葉。
手段が目的化してしまったいた私は、心底励まされました…。
「社労士になってこんな世の中をつくりたい!という素晴らしい夢」が今はなくても大丈夫、将来の選択肢を増やすために合格を目指すのも悪いことじゃない、って言ってくださっている気がしました。
おわりに
勢いに任せて執筆していたら、2,800字を超えてしまいました。
社労士試験までの道のりは、本当に長丁場で過酷なものだと思います。そんな中で、日々勉強を継続されているみなさまは素晴らしすぎます。
精神をうまくコントロールしながら、8月までどうか負けないでください…!←何様
陰ながら、みなさまの合格をお祈りしています。
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